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1999/11/22からWELLBUTRIN(ウェルブトリン)を服用した時の肉体的、精神的な変化を綴った、WELLBUTRIN(ウェルブトリン)服用体験記を連載します。 今回のWELLBUTRINは愛トレーディングさんから購入したもので、成分量が100mgのものです。 WELLBUTRINは、GlaxoWellcome(グラクソウェルカム)社が開発した新世代の抗鬱剤で、成分名はbupropion(ブプロピオン)です。 服用禁忌の薬としては、同一成分のZYBANという製品名の薬、MAO阻害薬で、また発作の症状を持つ方の服用は禁止されています。 主な副作用としては、不安、焦燥、不眠、食欲不振、口渇、めまい、頭痛等があるようです。 効能書には、服用当初は100mgを朝夕1錠ずつ飲み、4日目以降になっても問題がなければ朝昼晩1錠ずつ飲んでも良い、と書かれていますが、ここのところ副作用の恐怖から抜け切っていないので、最初は最小限の服用量から開始します。 下のカレンダーの日付の下の数字はその日に飲んだWELLBUTRINの錠数です。(1/2は1錠を半分に割ったものです。)
1日目(1999/11/22) 朝は辛いもののいつもの時間に起きる。 食欲はなく、胃が痛いので胃薬を飲む。 WELLBUTRINの説明書には、服用当初は100mgを1日に2回とあったので、更に慎重に100mg錠を1/2錠飲む。 WELLBUTRINを服用後に出社。 午前中は作用、副作用共になく、普通な感じ。 昼は食欲がないものの、吉野屋の牛丼を見て、久々に食べたくなり、特盛を思わず注文してしまう。しかし、食べてから後悔する。 午後は顧客先でずーっと打合せ。 けだるい感じだが、不安などはない。 あまり発言する気がしないが、今後のためにここで発言しておかないとまずいことになる、と思い直し、自分のやり易い方向へ進めようとする。 夕方まで打合せして、会社に戻る。 戻ってからもなんとなくだるい。しかし落ち込んではいない。 多少残業する。ふと、熱を測ってみると37.2℃ある。熱っぽくはないが、だるいので帰宅。 帰宅後は珍しく本を読む。 いつもの時間に寝る。 2日目(1999/11/23) 昼に起きて昼食を食べ、WELLBUTRINを1/2錠飲む。 休日というのに、今日も午後から出社。 淡々と仕事を進める。 盛り上がりはないが、底堅い感じ。 そこそこまで仕事をして帰宅。 帰宅後はいつもペースでいろいろやって、いつもの時間に寝る。 3日目(1999/11/24) いつもの時間に起きる。 今日はWELLBUTRINを1錠に増やしてみる。 朝食は食べず出社。 通勤中から徐々に不安を感じ始め、出社後はかなり不安が押し寄せている。 昼は食欲が全くないのでとりあえず食べない。 なんか感情が無くなっている感じがする。 午後も調子は出ないが、仕事は進める。 夕方になっても食欲はないが、とにかくちょっとだけ食べる。 結局今日は調子悪いまま、ちょっと残業して帰宅。 帰宅後、寒気がしてくる。熱を測ると36.9℃ある。 とにかく早めに寝る。 4日目(1999/11/25) 昨日は虚しさで心が凍り、眠れなかった。 その状態は朝も続いていて、とにかく仕事に行きたくない、という気分でいっぱいになる。 それでもいつもの時間に起きる。 WELLBUTRINを1錠飲み、朝食は食べず出社。 出社後も虚しさと不安でどうしようもなくなったので、レキソタンを1錠飲む。 午前中は重い気分を振り払うように仕事に集中する。 午後から顧客先へ。途中、昼食を食べるが、また食欲がなく、雑炊をすするように食べる。 顧客先では午後いっぱい打合せ。 WELLBUTRINのお陰か、レキソタンのお陰か分からないが、気分的には大分回復し、打合せも順調に終了。 夕方に帰社。 割と遅くまで残業して帰宅。 昨日に比べると、心身共に大分回復している。 いつもの時間に寝る。 5日目(1999/11/26) 朝いつもの時間に起きて出社。 出社後、WELLBUTRINを1錠飲む。朝食は食べない。 午前中は、精神的にも仕事的にも落ち着いている。 午後から顧客先へ。行く途中に昼食を食べるが、またも食欲なし。 午後は顧客先で打合せ。そこでぐちぐちと痛いところを付かれ、気分が悪い。 夕方に帰社し、そこそこまで残業して帰宅。 帰宅後は本を読んで寝る。 6日目(1999/11/27) 昼頃に起きて昼食を食べる。 WELLBUTRINを1錠飲む。 心身共に良くもなく悪くもなく。 午後はビデオを見て過ごす。 夕食後、本を読み始める。これが止まらなくなり、深夜まで読んで寝る。 7日目(1999/11/28) 昨日寝るのが遅かったのもあり、昼過ぎに起きる。 昼食後、WELLBUTRINを1錠飲む。 仕事のことが気になって、思わず会社に行ってしまう。 数時間仕事をして帰宅。 仕事に専念はできるが、それほどやる気がある訳ではない。 帰宅後は昨日と同じように本を読む。 なんとなく気分が重い。 明日は仕事なので、本を読みたいのを抑え、眠剤を飲んで寝る。 8日目(1999/11/29) いつもの時間に起きて朝食は食べず、顧客先へ直行。 顧客先でメンテナンス作業を行って、帰社。 帰社後、WELLBUTRINを1錠飲む。 食欲が全くなく、2時くらいにおにぎりを2個食べる。 しっかり食事をしていないせいか、仕事に集中できず、あまりはかどらない。気分的にも乗りが悪い感じ。 残業をしていると、麻雀に誘われ、行っても行かなくていい気分だったが、断る理由もなく行くことにする。 今日のメンツは、嫌いではないがあまりウマが合わない人達で、淡々と打つ。 遅めに帰宅し、本の続きをちょっと読んで、眠剤を飲んで寝る。 9日目(1999/11/30) いつもの時間に起きて出社。 WELLBUTRINの副作用かどうかは分からないが、最近異常に食欲がないので、今日はWELLBUTRINは控える。 しかし仕事をしているうちに重苦しい気分になり、レキソタンを1錠飲む。 重苦しい気分も徐々に回復し、午後には心地好い気分にまで回復する。 そこそこ残業して帰宅。 帰宅後は薬の調査等を行う。 いつもの時間に就寝。 10日目(1999/12/1) いつもの時間に起きて出社。 WELLBUTRINの副作用と思われる食欲不振が辛いので、今日もWELLBUTRINは控える。 その代わりにレキソタンを飲む。 午前中はマイペースで仕事を進める。 WELLBUTRINを飲まなかったせいか、昼は普通に食べることができる。 午後も淡々と仕事をこなす。 最近にしては心身共に快調な方である。 ある程度残業して帰宅。 やっと食欲が出てきて、夕食はめちゃめちゃ久々に目一杯食べる。 やはり食欲不振はWELLBUTRINの副作用のようである。 いつもの時間に寝る。 11日目(1999/12/2) いつもの時間に起きて出社。 朝食は食べず、出社後レキソタンを1錠飲む。WELLBUTRINは飲まない。 午前中は明日の重要な会議に向けての資料作り。 昼はやっと普通に食べれるようになってきた。周囲の人達と食べに行くが、僕の会話指数はゼロ。周囲は会話しているものの、僕は会話せず。 午後も資料作成を行う。 心身共に良くもなく、悪くもなく。 割と遅くまで残業して帰宅。そういえば、最近定時に帰宅した記憶がない、とちょっと哀しい気分になる。 帰宅後はかなり疲れが溜まっているので、さっさと寝る。 12日目(1999/12/3) 朝はちょっと早めに起きて顧客先へ直行。 顧客先に向かう途中にレキソタンを1錠飲む。WELLBUTRINは食欲不振の副作用が恐いので飲めない。 3時までずーっと打合せ。 夕方に帰社する。精神的にへとへと。 周囲と雑談したりしながら気分を紛らわし、また新たに仕事を進める。 割と遅くまで仕事をして帰宅。 帰宅後は読書に引き込まれ、深夜まで読んで寝る。 13日目(1999/12/4) 珍しく今日は昼前に起きる。 出不精な僕が気分転換に午後からドライブ出掛ける。 今日は薬は飲まない。 心身共に問題ない。が、相変わらず食欲がない。 いろんなところに立ち寄って、遅くに帰宅。 帰宅後はまた本を読み、かなり遅くに寝る。 14日目(1999/12/5) 昼過ぎに起きて朝食を食べる。 仕事のことなどが浮かんできて、猛烈な不安が襲ってきたので、レキソタンを1錠飲む。WELLBUTRINは飲まない。 レキソタンのお陰か、不安は大分落ち着いてくる。 体調は割と良い。 夕方にふらっと出掛け、夜に帰宅。 明日から仕事か、と思うと、仕事行きたくない病に襲われる。 明日から仕事なので、読書もほどほどにして就寝。 15日目(1999/12/6) いつもの時間に起きて出社。朝食は食べず。 朝にWELLBUTRINを飲むと昼に食欲が皆無になる傾向があるので、昼食後に飲むことにする。 午前中は淡々と仕事をする。 昼は食欲も大分元に戻ってきたようで、普通に食べることができる。 午後に入ってWELLBUTRINを1錠飲む。 午後も珍しく精神的に安定して仕事をこなす。 しかし、気分が良い、という方向性ではなく、平板な感じ。 割と遅くまで仕事をして帰宅。 風呂から上がると、やたらくしゃみをするので熱を測ると36.9℃あるので、早々に寝る。 16日目(1999/12/7) 朝いつもの時間に起きると、体が脱力していて起き上がれない。 どうも風邪っぽいので、午後から出社することにする。 2度寝して、昼に起きるがあまり状態は変わらず。しかし気合で起きて出社。 食欲はないので、うどんを流し込む。WELLBUTRINは飲まない。 体はだるいが、とにかく仕事を進める。 時間が立つにつれて体が火照ってくるので、夕方に熱を測ると37.0℃ある。 今日は早めに帰宅することにする。 帰宅後に熱を測っても37.0℃あるので、早々に寝る。 17日目(1999/12/8) 朝はだるいのが続いているが、ちょっと早めに起きて顧客先へ直行。 朝食は食べず、WELLBUTRINも飲まない。 昼過ぎまで顧客先で打合せ。 顧客担当者と昼食も一緒に食べる。しかし食欲はなく、無理矢理食べる。 午後に帰社。 帰社後、かなりだるいので熱を測ると37.0℃と相変わらず微熱が続く。 それでも体に鞭打って午後も社内で打合せを行う。 夕方に課長との面談があり、上期の業績評価の講評があった。 上期は自分としてはかなり努力したつもりで高い評価を期待していたが、 「仕事にムラがある。(そりゃ、鬱だからあるだろうよ)」 「能力はあるのに、使い切れていない。(そんなこと言われても、自分としては使い切っているつもりなんだけど)」 という点が指摘され、いつもと同じ評価だった。 そこまで求められて評価してもらえないのだったら仕方ないなぁ〜、と無力感とあきらめの境地。 ある程度残業して帰宅。 帰宅後に熱を測ると、 37.3℃もある。なんだか寒気がする。 眠剤を飲んで早めに寝ることにする。 18日目(1999/12/9) 昨日の夜は、課長からの評価への不満がふつふつと沸き、なかなか眠れなかった。 朝はいつもの時間に起きるも体調は回復しておらず、もう一度寝て、遅めに出社。 朝食は食べず、薬も飲まない。 昼も全く食欲はなく、時間をずらして無理矢理食べる。 時間が経つにつれて体調は悪くなる一方で、熱を測ると37.0℃ある。 夕方には限界に達し、早退。 帰宅後は早速寝る。 夕食を食べるために起きてまた寝る。 19日目(1999/12/10) 朝いつもの起きると胃が痛いので、胃薬を飲んでちょっと寝る。 ちょっと遅めに出社する。朝食は食べず、WELLBUTRINも飲まない。 やや体調も回復したのか、仕事はなんとかいつも通りにできる。 昼はやはり食欲はないものの、とにかく食べて顧客先に向かう。 顧客先での打合せはまあ順調に終わり、メンテナンス作業を行う。 メンテナンス作業が結構時間がかかり、立ち作業だったこともあって結構疲れる。 夕方に帰社する。 帰社後も多少残業をするが、体調が悪いので早々に帰宅。 帰宅後は、テレビ・ビデオを見たりして寝たのは深夜だった。 20日目(1999/12/11) 昼過ぎに起きて食事をする。 ぼーっとテレビを見ていると、徐々に理由もなく不安が襲ってくるのでレキソタンを1錠飲む。WELLBUTRINは飲まない。 何か行動すれば不安も打ち消されるのでは、と今日は2000年の年越しの緊急時に備え、2000年グッズをディスカウントストアに買いに行く。 そうこうしているうちに不安は治まっている。 いろいろな店を回っているうちに遅くなり、帰宅した時はもう22時。 それからなんだかんだしていると寝たのは深夜だった。 21日目(1999/12/12) 今日も昼過ぎに起きて昼食を食べる。WELLBUTRINは飲まない。 体調も大分回復し、精神的にも落ち着いている。 午後から電気屋にプリンタのトナーを買いに行って、盗まれた自転車が見つかったというので警察に行って、夕方に帰宅。 帰宅後も穏やかな心境を保っている。 夕食時は久々に食欲があり、結構食べることができる。 本を読んだりしながら過ごし、いつもの時間に寝る。 22日目(1999/12/13) いつもの時間に起きて出社。 朝食は食べず、WELLBUTRINも飲まない。が、不安で心がざわついているので、レキソタンを1錠飲む。 午前中は淡々と仕事をこなす。 昼はあまり食欲がないが、一応食べる。 午後も安定した心境で仕事や打ち合わせをこなす。 珍しく、夕方に小腹が空いてきたので菓子パンを食べる。 割と遅くまで残業して帰宅。 帰宅後、夕食を食べるがかなり食欲が戻ってきている。食欲が普通にあることがこんなにうれしいなんて。 食欲不振の副作用に対する恐怖心を拭うことができないWELLBUTRINの服用は、今日で止めることにする。 |