このページではAURORIX(オーロリックス)の詳細説明をします。
AURORIXはROCHE(ロシュ)社の抗鬱剤の製品名で、新世代のMAO阻害薬の一群であるRIMA(Reversible Inhibitors of Monoamine oxidase type Aの略)の一つである。成分名はmoclobemide。ヨーロッパではAURORIXという製品名で発売されているが、カナダとイギリスではMANERIXという製品名で発売されている。 鬱病者だけでなく、Social phobia(社会恐怖症)の患者にも効果がある。 RIMAの作用は短時間で、可逆的(reversible)で選択的(selective)である。 通常は300〜600mg/1日を服用する。 服用当初1週間は300mg/1日で始め、重篤な鬱に対しては600mg/1日まで増やすことも可能。 薬の効果が確認するために最低4〜6週間は服用すべきである。 食後に服用するのが望ましい。 従来のMAO阻害薬のように、特別な摂食管理を行う必要はない。 ただし、tyramineを多く含む食品(チーズ等)を大量に摂取するのは避けるべきである。 MAO-B阻害薬であるDEPRENYL(selegiline)とは禁忌である。(絶対に併用してはいけない) また、他の抗鬱剤(特にclomipramine)との併用は注意が必要である。セロトニンの過活動による高熱、精神錯乱等を引き起こす可能性がある。 fluoxetine(PROZAC)からAURORIXに薬を変更する場合は最低でも5週間は空けるべきである。 また、大量のアルコールを飲んだ後の服用も控えるべきである。 moclobemide 100mgの1錠の服用では、0.5〜3.5時間(平均49分)で作用のピークを迎え、半減期は1.5時間。 睡眠障害、興奮、不安、イライラ、めまい、頭痛、口渇、視覚障害、知覚障害、胃腸不調 服用を止めることによりこれらの副作用は解消される。 |