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1998/6/13(土)の朝日新聞の夕刊に薬の個人輸入の記事が載っていた。(ほとんどが今話題沸騰の"バイアグラ"の記事で、PROZACはほんの少しだけだった) この記事では、なぜ日本では新薬の承認が遅いのか、個人輸入で10万前後で個人輸入する人々のレポート、専門家の個人輸入に対する危険性(副作用、薬が届かないといったトラブル)を訴える記事、といった感じで、否定的な面に重きを置いて伝えようとする姿勢が感じられた。 そもそもこの"狂奏曲"という表現が気に食わない。なんか僕らの必至の行動を、高みの見物で安全なところから批評・批判している気がする。 この記事には、この新聞記者には、このような海外でしか手に入らない薬を藁をもつかむ思いで手に入れようとする僕らの切実な姿、世界中のほとんどの国が承認していて安全と思われる薬をなかなか承認しようとしない厚生省の姿勢への批判、などは全く見受けられない一方的な記事に感じられた。 この記事を書いた新聞記者に僕らの切実さを感じ取る繊細さを期待する僕が甘いのかもしれないが、それにしても正論ではあるが一方的な記事だった。 僕らのような非常にか弱い存在を批評するのではなく、もっと大きい存在の厚生省を始めとした国家の怠慢とも思える対応を批判する記事を朝日新聞には書いて欲しいと思った。 |